そんなはずない、相続の落とし穴にはまらない

もちろん家族ですから信用して「我が子なら安心」

とか「我が子なら大丈夫」「お嫁さんは出来ている人だから」
というように思いたい気持ちはわかります。
しかし、残念ながら相続というものは人間を変えてしまうこともあるように
そのような事を覆されることが多いのです。

人間、棚ぼた式に財産を貰えると思ってしまうと
欲が出てしまうのも無理はありません。

先に経営していた会社の社長であるご主人が他界し、
残された奥さまが相続せずに、息子さんに相続させたという
話しをお出ししました。

息子さんならと思って自分のほうが先が短いからと
気を利かせたお母さん心なのでしょう。
しかしこの息子さんが知らない女の人を突然、嫁にもらって連れ子までつれてきたとしたらどうでしょう。

おしかけて好きに奥さんと亡くなった旦那さんの思い出のある
家に住み始めてわがもの顔で暮らし始めたとしたら。

あなた(=残された奥さん)は穏やかな老後を過ごせるでしょうか?
息子の嫁さんの態度があまりに悪いので文句の一つもいおうものなら
息子さんが財産を相続したのをいいことに、この嫁が家の所有権を
請求してくることもありえるのです。
本当であればそんなことは、世間的にありえないのですが
この嫁さんに逆らえない息子さんだとしたら、嫁さんのいいなりで
相続した財産全部を嫁にわたしてしまうかもしれません。

会社の株式も、家も嫁の思うつぼになってしまうのは
亡くなったご主人の奥さんがすべて相続を息子に回して自由に
扱えるようにしてしまったからだと言えます。

息子さんが財産移転過程に問題がない限り、法的には嫁のものに
なってもそれを阻止することは困難になります。

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